最新記事 2007.1月分 |
2006年QDTシンポジュウム V:Hのフォロー2007.1.27 |
このホームページをご覧いただいた方からのメール |
先日突然メールをいただきました。始めての方からのメールはジャンクに振り分けするよう設定してあり、危うく削除するところでした。 |
Gull wing & V:H=1.5:1 ←大きな間違いV:Hの数字が逆でしたm(__)m メールと添付ファイルを公開いたします、尚メールでの解説とスペースの関係で説明不足のところはお二人のご講演や論文を参考にしてください。 V:Hの件で気付いたのですが、記事ではV:H=1:1.5と記述してありましたが間違いなければV:H=1.5:1かと思います。添付いたしました図ではVertical : Horizonntal =1.5 : 1で図説してあります。 原著のほうで確認していないので非常にあいまいですが、○○先生の話ではそうだったはずです。 前にお送りした図は、ちょっと殴り書きでお恥ずかしいのですが、HPに転載されるようでしたらもう少し詳しい図をまた殴り書きですが書きましたので添付いたします。 私の認識では一般に広く知られているBiologic Widthには個人差があり、1961年のGargiuloの原著においても個体差の平均を取って、Biologic Widthを2.04mmと発表しました。 その後、1984年にNevinsがBiologic Widthについて3.0mmと発表し、いくつかの論文が発表されたわけですが、全て個体差の平均値であったために、現在概念として約3mm程度であろうと認識されているのだと思います。 しかし個体差による数値が結構ばらつきが合ったために、後の臨床家が基準を持つためにベインストロームの論文 (読んでないので詳しい所はわかりません<(_ _)>) からV:H=1.5:1を持ち出したのだと認識しております。 要は歯肉が厚いタイプではBiologoc Widthは長くなりやすく、薄いタイプでは短くなりやすいという。 ひとつの臨床基準を作り上げたのではないかと考えます。 また、MaynardやJhon Koisの分類では骨と歯肉の厚みや高さに着目し、臨床上の固有のBioTypeを鑑別することで歯周組織の反応を予測することも重要なファクターとなったのではないでしょうか? 最近ではその個体差をさし、Individual Biologic Widthなどという言い回しも見受けます。 Biologic Widthに関する私の認識は上記の通りですが、異論は多々あることと思います。 PS:補足ですが、天然歯周囲のFree Gingivaとインプラント周囲のそれとは異なるものとして区別するほうが良いように思っています。天然歯で言うところのV:Hは当てはまらないと・・・。 根拠はまだまとまりきっていないのですが現状として私見ではそう思うところです。 |
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2007 Hitachi Dental CT Meeting に出席2007.1.21 |
歯科用CTで何が変わったか |
1月21日秋葉原にて日立メディコ主催のX線CT(Computed Tomography)のミーティングに出席してきました。 |
患者さん管理と自身の評価2007.1.9 |
当ラボでは新規にケースが届いたときには、その患者さんの履歴をすぐに検索することができます。 検索には、入力する時間を含めても15秒くらいで過去16年間のデータを表示することができます。 1995年当時日本語データベースで有名な桐Ver,5なるソフトでアプリケーションを作り 納品書をデジタル化できるようにした結果です。 以前のデータもパソコンに入力し合計16000行になります。 したがって、自分で作った技工物の経過観察ができ、 技工物の調整量や変化を時系列で模型と対比することで、患者さんの管理と自身の 評価ができます。 入力は簡単で姓名のひらがな数文字入れ、右の歯科医院のボタンをクリックするだけです。 漢字変換の必要もありません。 上の画像は (相田翔子・宮里愛・相沢葉子・落合博充・逢川欣也) のように ”*あい*” が何処かに 入っていれば表示してくれます。 Kiri Ver、8 for Windowsで作りましたアプリケーションです、130行の簡単なプログラムです。 結果です、ダウエルコアーやTEKでも関係なしに”*あい*”の含む患者さんを 検索し表示してくれます。 |
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