細部の画像とパーツの寸法A

アルミ管@とステンレス管の嵌合                     2006.7.1

ステンレス管の外形がФ101.6でアルミ管の内径がФ100ですので約アルミ側を1.6mm削ります、次に長さ(厚さ)11mmある部分をクリップで挟めるように長さ6.0mm奥行き8.0mm削っていますが、他のもので代用できるものがあれば必要ありません。
今回のアルミとステンレスは少しタイトにしておき金槌で叩き込みました。耐熱の接着材でも良いかも・・・私は1枚目の画像の光っている部分に横からスプリングピンを入れる予定でいましたが、必要ありませんでした。
このステンレス管の長さがヒーターとプラスチックディスクの距離を決定しますので長さは未確定です、決定次第アップいたします。

アルミ管とステンレス管の面が合っていれば問題ありません。
前ページの図を参考にしてください、緑がステンレス管黄色がアルミ管@です。




アルミ管Aとスプリングピン

アルミ管Aの内径をФ102まで削り落としアルミベースがスムースに入るように2箇所にベベルを付けます。アルミベースを当てながら作業してください。またアルミ@と同じようにクリップで挟む部分も削ります無くてもかまいません。
前ページの図を参考にしてください、青色がアルミ管Aで、ピンクがスプリングピンです。

ここでお詫びしなければならないことがあります。作業中の画像が一切ありません、撮り忘れや撮影の失敗ではなく完成するか自信がなかったことと、心に余裕がありませんでした。
申し訳ありません

次にスプリングピンが入る穴を3箇所Ф4.0のドリルで深さ8mm開けてあります、このピンの長さはベースの高さより短くします。スプリングピンを入れると少し傾きます。垂直に開けたのですが、スプリングピンを間違った使い方をしているから傾斜するのかも・・・。


アルミベースと自作ウレタンチューブ用継手

高さのある模型でも使えるように上面を10mmの深さにしました1〜2mmでこ構わないように思いますが、試していません。
横にФ7.0mmの穴が中心付近まで開けてありФ2.5mmの縦穴が5箇所開けてあります、5本の輪は石膏模型の下から空気が集まるように掘り込んでみました。


アルミベースの入り口部分はM8-P1.25のネジが切ってあります縦に溝があるのは使い回しの素材で意味はありません、真鍮のパーツは自作の継ぎ手でベースに入る側とФ6のチューブが入るようにし中心部にはФ4の貫通穴があります。管用テーパータップが手持ちでありませんでしたので作りました。タップを購入した方が早くて安いように思われます。
ネジ部にシールを巻いてからネジ込みます、ホース側は力が架かりませんのでシッカリと挿入されていれば良いです。


アルミ@・Aとベースの組み立て
プラスッチクディスクの最小厚は0.5mm最大厚は5mmとさまざまでアルミ@・Aを組み合わせると10.5mmから15mmを挟むクリップが必要で、今回選択したものの最大開口量は18mmです。尚クリップした状態で圧力釜に入れるのでハンドル部の小さいものを選びました。
スプリングピンがガイドとなり、他にベベルも与えてあるのでアルミベースにはスムースに挿入できます。



圧力釜の改造
圧力釜に圧力弁が付いていましたので、それを取り外し表側からストップフィテングを取り付け内側からメスストレート継ぎ手を取り付けました。このストップフィテングなるパーツはФ6.0のチューブをワンタッチで抜くとエアーが止まり装着するとエアーが流れます、成型器を使わないときは両方のチューブを抜くだけでよいのです。


軟らかくしてから模型に圧接して真空発生器でベースとプラスチックディスクの間を陰圧にし咬合面や歯頚部に残った気泡を圧力釜の中に入れて完全に密着させます。(素早く圧力釜に入れ加圧します)

 


第一回目の実験
上の画像は試作後二回目の結果です、1、5mmのプラスチックディスクを使用し加熱後素早く入れたのですが、ディスクの隙間からエアーが真空発生器側に抜けてるようでしたが、吸引のみより咬合面や歯頚部が綺麗に圧接されていました。一回目をはずすときに切端部分欠けました。

精密に圧接されると外せなくなりディスクでカットするかワックスペンで切ったほうか変形を防げるようです、副模型を作らないとまずいですね。