きょうの臨床
 
very good                                        2012.8.24
 
以前より書こう書こうと思っておりましたが、多忙なことと少しの裏事情があって、
延び延びとなっておりました、PROCERA Abatmentについての記事を載せます。

まず、最初に It is a very good. これに尽きます。
特にインプラントのカスタムアバットメントを製作するときの、

危うき鋳接を回避できる。
プラットホームギリギリまで極められる。
ミリングする手間が省ける。
貫通部は別として、上部は研磨する必要がない。
チタンの一塊で完結する。
鋳接と比べて価格が安い。

データ送信後1〜2日で到着する。
他にもありそうだが、思い浮かばない

欠点は、Genion の価格が高いくらいかな!


取り敢えず簡単に歯冠概形を回復する、ワックスアップした歯冠概形と
インプラントのプラットフォームが移行的になるように、ガム部を調整する。


後は、Genion にてプラットフォーム、ガム部、ワックスアップの概形の順に、
スキャンします。
(左上の画像の透過しているのが、歯冠概形のワックスアップ)
その後、それらの空間でアバットメントをデザインすることになるのですが、
平行性、軸面の角度、シャンファー or ショルダー or ナイフエッジなどなどは、
マウスをクリックするだけで終了します。

SGCは既に決定しているので、アバットメントのトップの位置とマージンの設定くらいで、
終了です。
当方は、未だ慣れていないので、遅いのでしょうが。
慣れると、ワックスアップを入れなければ、30〜40minくらいでしょう。


軸面も綺麗で、触ることはないでしょう



以上です。
 
 
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