最新記事                         2006.11
 
カルシテック  インプラント補綴コース受講              2006.11.5
朝10:00より九段でカルシテックインプラント補綴コースがあり”審美領域におけるインプラント補綴と技工に関する基本知識と技法”という演題で兵庫県の新垣一彦先生と技工士の桜井保幸先生の講義を聴講してきました。
お二人は大阪SJCDのインストラクターで今売り出し中のバリバリの演者です。桜井先生の講演は10月にQDTシンポジュウムでも聴講しましたが、そのときのペアは奈良の木原先生でした。
ここでも歯肉の厚さが長期的な安定に大きく影響するから、オペ後の吸収を予測してその厚さを確保するために埋入位置や埋入深度を設定すると言われていました。
インプラント体と外冠の位置的ギャップがあっても審美優先される先生方には驚きもありましたが、問題ないと言われれば信じるしかありません。
やはり生体は自己修復機能を持ち、歯槽骨があるところに歯肉が付き歯肉の厚いところには血流が多くなりオーバーブラッシングのような外力にも耐えうる抵抗力が備わっているのであろう。
先生方の臨床例はとても美しく明日からの技工作業に刺激を与えていただきました。

なお、前回の講演では質問できませんでしたが、以前より桜井先生の技工物で疑問に感じていたことを直接聞くことができました。
先生は技工物に対してどのようなメインテナンスを勧めているかお聞きしたかったのですが、あえてインプラント技工において患者さんや衛生士さんがメインテナンスしやすい技工物を作るに注意してる点はなんですか?
(下記日記10月19日にも書きました)
お答えは 「あまり気にしていません、ただプロビで検討してそれを最終物に生かすことはあります」と・・・
考えすぎかな、少し肩の荷が下りたような気がします。
今日のキーワード  生体の防御反応・免疫力でインプラントが成り立つ

今日は私の誕生日、00回目の。
帰宅しても誰一人覚えていた家族はいません、今更 Birthday cakeでもあるまいが・・・
家人の一言「自分で買ってくれば」と投げ捨てるような言葉
さみしーーーーーーーーーー
 

 
日立メディコ 顎顔面用コーンビームX線CT装置              2006.11.3
 
昨日お得意先に立会いのため久々に訪れました。
玄関を入るや受付嬢からキャンセルの連絡、急いで帰ろうと思いましたが! 
 チャンス
 本年4月当医院に<X線CT装置が導入されてるので写真撮影と説明をお願いいたしました。
5月に院内スタッフによるミーティングがありそれも聴講したのですが、写真撮影はしておりませんでした。
機器は日立メディコのコーンビームCTで円錐状のコーンからX線を照射し回転撮影するもので1回の撮影で3Dデータを得ることができる装置だそうです。
CTの検査はインプラントや矯正治療には欠かせませんが、埋伏歯の抜歯前診断や歯周病の診断にも利用されます。
3D立体画像は鮮明で歯周病のクレーター欠損がグランドキャニオンのように、また分岐部病変もリアルに再現され患者さんのモチベーションを上げるのに役立ちそうです、でも私は技工士なので補綴主導のインプラント体が埋入されることを期待したい次第です。
医院では例え1本のインプラント埋入でも撮影し、患者さんも安心して手術を受けることができ喜んでいただいているそうです。
 


 

SRビボタック/SRオーソタック使用のステント
人工歯型ステントで骨や軟組織横断面の位置の確認をします
右上の画像で下歯槽管とインプラントの位置関係が鮮明に映し出されています。
左のステントは術者がご自分で作られます。
 
              
 
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