コーヌスデンチャーリメイク終了 2010.11.1
硬質レジン築成、今回は外冠のマージン部までレジンを築成しました。
人工歯排列終了。
先日のデンタルショーでVITA社から”VITAFOL-H"なる商品を見つけましたので、早速取り寄せてみました。
この商品は人工歯歯間乳頭部に、石膏がこびり付かないようにその部分だけシリコンでコーティングするものです。
セールストークだとイボクラールの商品より安く、手軽だということですが、現地で触れてみた感想は、柔らかくて不安がありました。
あまり広くコーティングする意義もなく研磨し難い部分だけ覆うこと、咬合面は絶対に覆わないことだそうです。その後、シリコンが硬化する前に砂のようなリテンションサンド?を振りかけ、石膏に維持を求めるようです。
外冠にカバーしてあるシリコンと、接着する恐れがあり5番中央部で止めました。
結果、 石膏のこびり付きはありませんでした。
がーー 砂の鋭角部分がレジン床に食い込み、所々凹部が散見されました。
まあ、大した問題ではありませんが、スッキリしないですね。
しばらく使ってみることにします。
完成まで2ヶ月以上かかりましたが、何とかここまで辿り着きました。
右下4番は別として、8年経過した内外冠をそのまま流用したリメイクでも、新規に作成するのと手間はあまり変わらないように感じてなりません。
装着時の調整は、舌小帯を上方に広げたのと、右下3番近心部の床のアンダーカット部を削除しただけ。他はどこも触らずに帰宅してもらいました。
その後、1週間以上見えていないそうです。
心配 ^_^;