きょうの臨床                     2007.12.19
 
ジルコニアブリッジ完成    
 

                            

前回症例の考察が進まないまま、第2症例目のLAVAブリッジです。
忙しくてステップ画像はありません。
今回フレームはマージン調整までお願いいたしました、適合は揺れる感じも無く良いフィットでした。
完成画像を拡大すると、石膏の気泡やラインアングルなど今後の課題がクローズアップされます、なお両側が有髄歯で完成物を測ってみると唇側の厚みが0.7〜0.9mm切端は0.9〜1.1mmでした。
メタル使用では作れる自信はありません。

皆さんの厳しい批判を素直にお受けします、どしどし超ぷちに書き込んでください。
 
考察(徐々に追加していきます)
※ パウダーがふわふわした感じで、筆ですくいにくいように思いました。
※ フレームのマージン部に築成したパウダーが引かれるようで、数回盛り足す必要があります
※ Vintage ZRのグレーズは、ダレる感じになるから少し強くディテールを付与するか切縁などはグレーズ後にホィールにて形態修正する方が自然感を与えられそうです。
※ 追加築成でもグレーズしたくらいに焼き上がり、温度を少し下げる工夫も必要かな。
※ 今回は完成シェードよりワンランク明るいフレームをオーダーしました、そして歯頚部側2/3を当該シェードのオペークライナーにて遮蔽いたしました。(透明感を抑えるために)
※ Vintage ZRの色調は、フレームとの兼ね合いで未だ判断できません。
 
      
 
Copy right by ooyama