きょうの臨床 2007.1.24 |
エステニアの評価は? |
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ハイブリッドレジンのケースは滅多に製作することがありません、ましてエステニアは従来の光重合レジンに比べると操作性が悪く、また重合後は硬く研磨し難い商品だと私は感じています。 しかし、インプラント症例ではメタルより審美性が良く。セラミックよりソフトだと思います。 私は症例が少なく経過は追っていません。 皆さんがお持ちの情報もBBS経由でお寄せ頂ければとても嬉しく思います。 通常、ITIソリッドヘッドは印象用キャップとポジショニングシリンダーを使って印象され、印象後 アナログを挿入して模型が作られます。 しかし、この方法では咬合採得されたバイト材が素直に戻ることが少なく、多数歯においては極端に高さが狂っていることがあります、その理由はインプラント体とヘッド部分が分かれているためヘッド部頂上の位置がネジ部分の互換性やトルクの違いで停止位置が違ってくるからです。 したがって、私どもではヘッド部を削らないときでもシリコンで印象していただき、石膏模型上で製作しています。 この歯科医院のスタッフ及び患者さんはオーラルケアに大変熱心で、治療を受けるときは各自に合ったケア用具をお持ちになり来院されます。 当方が訪問した際にハイジニストと部位別にどの歯間ブラシを選択するか論議してると、 患者さんがポーチからマイブラシを取り出し、その議論に参加されるほどです。 ポーチの中には5〜6本の清掃用具が覗いていました。 舌側の破折が心配されましたからメタルバンドを上方に設置してみました。 |
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